Drawn by Hiroyuki Hosokawa
– STORY –
桃がたわわに実る夏の幕開けの頃。とある田舎町に、一人の女の子が生まれた。
蝶よ花よと大切に育てられたその娘は、いつしか外の世界に興味を抱き、故郷を飛び出す。
渡り鳥のようにどこまでも、好奇心の赴くまま自由に。
彼女は行く先々でその土地に愛されながらも、染まることなく余韻を残しては去っていく。
時にはひとり淋しさに怯えても、どこまでも続く空の先を求める。
目の前にある異国の空気を味わっては、無意識に故郷の風景を重ねたりを幾度も繰り返しながら。
彼女が旅立った後は、幸せが訪れる。いつしか人々の間にそんな噂が立つようになった。
それはまるで、ツバメが巣立ったあとのように。
「アタシはここよ」
渡り鳥はまだまだ旅の途中。
さまざまな土地を旅した彼女が届ける、過ぎゆく夏を愛しむハードサイダー。
異国のエッセンスをどこかに感じながら、あなたの次の目的地を思い描く時間を。


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“生まれも育ちもクロスロード”
ほそかわ農園の桃“まどか”
横手市十文字で多品種の果実を栽培し、首都圏のパティシエからも高い評価を得ているほそかわ農園。今回は、ほそかわ農園で仕込み時期に旬を迎えた桃”まどか”をたっぷりと使用。そのジューシーな味わいと香りをサイダーに詰め込みました。
<ほそかわ農園>
肥料や除草剤にたよらず、地域の特性を活かして、できるだけ自然な環境で美味しい果物づくりを目指すほそかわ農園。
7代目の細川博之さんには、今回のラベルも手がけていただきました。
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“横手産のりんご100%”
紅の夢・ふじ・王林を使用
提携する生産者団体「クッキングアップルの郷」のメンバーが手がける横手産りんごを使用。紅の夢、ふじ、王林の3品種をこだわりの配分で組み合わせました。
<クッキングアップルの郷>
秋田県横手市で「紅玉」や「紅の夢」などのクッキングアップル(調理用りんご)の生産に取り組む生産者団体。2011年1月に秋田県南部を襲った豪雪に向き合う中で、クッキングアップルの未来への可能性に着目し、栽培を開始。技術とノウハウを共有しながら、様々なチャレンジを行なっています。
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“地元秋田のブリュワリー”
羽後麦酒”に醸造を委託
過去に「HOP IN!」「magenta」でも醸造してくださった「株式会社羽後麦酒」に醸造を委託。
地元産の様々な食材を用いたクラフトビールを手がけてきた経験と知恵を今回の「swallow」の開発でも存分に活かしていただきました。
<株式会社羽後麦酒>
「田舎だからこそ出来ることがある!」「地元の羽後町に酒蔵を復活させたい!」という10年以上抱いてきた想いから始まり、様々な出会いの重なりを経て2017年に 醸造をスタート。
数々のオリジナルクラフトビールを生み出している。「ジャパングレートビアアワード 2020」受賞
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